あがり症改善プログラム:児島弘樹【評価&効果】
メンタル面とスキル面を同時に改善させていく「あがり症改善プログラム」を実際に購入してみました。
教材内容はどうなのか?作者の児島弘樹さんはどのような人物なのか?サポート体制はどうなのか?など徹底的に評価・分析していきます。
作者・児島弘樹とは何者か?
心理カウンセリングHappy-Hypno.jp代表。
日本メンタルヘルス教会が認定する心理カウンセラーの資格と、米国催眠療法教会(ABH)でヒプノセラピスト(催眠療法士)の資格を取得しています。
国際的な非営利教育団体の「トーストマスターズ・インターナショナル」に所属し、2011年の全国大会で準優勝の実績をお持ちです。
トーストマスターズ・インターナショナルというのは初耳だったのですが、2014年で創立90周年を迎える、アメリカ発祥の非常に伝統のある組織のようです。
現在は世界中に30万人の会員が在籍し、日本では約4,000人以上の会員が活動しています。名前を聞いたことがなかったので、小さな団体かと思っていたのですが、かなり大きな団体でした。
準優勝されたという大会ですが、その規模も大きく、会場には300人の聴衆が集まっていました。教材の公式サイトに全国大会の様子を動画で少し見られますので、確認してみてください。
児島弘樹さんとは、教材の無料メールサポートを利用して3回ほどやり取りをさせていただきましたが、対応がとても丁寧で、誠実な人柄が垣間見られました。
実際に購入するなら「購入者に対して誠実」「サポートが丁寧で迅速」というのは、私にとって非常に重要なポイントですので、必然的に満足感も高くなりました。
教材の概要
教材本編
- 動画:1時間35分4秒
- 音声:2時間10分40秒
- PDFテキスト:102ページ
特典
- 3ヶ月間の無料メールサポート
- 教材のアップデート版を無料提供(教材購入後180日間)
- 安心の全額返金保証
教材の特徴としては、メンタル面とスキル面に分かれており、「心理的なアプローチをとりながら、知識やスキルも同時に学んでいく方法」を採用しています。
多くの市販本や話し方教室では、テクニック重視の方法が多いので「深層心理面を強化しながら」という点は非常に説得力があると感じています。
教材詳細
●メンタル編
00.はじめに
01.催眠療法(ヒプノセラピー)
02.1日たった15分聞くだけであがり症を改善!ヒプノセラピー(催眠療法)特別音声ファイル
03.あがり症をひどくする考え方、改善する考え方
04.あがり症を改善する考え方を習慣化する方法
05.緊張をその場で解消する方法
06.自分で緊張を解消できる心理療法
07.人前で話すスイッチの作り方
08.人前に出るときのマインドセット
●スキル編
01.今すぐ論理的にわかりやすく話せるようになる公式
02.あがり症を改善する原稿作成法
03.呼吸法
04.人にいい印象を与える方法
05.声
06.声のための口周りトレーニング
教材は配送されるものではなく、インターネット上の会員サイトで動画や音声、PDFテキストなどを視聴する、という形式になっています。
音声とPDFはダウンロードできますので、お持ちのiphoneやandoroidスマートフォン、ipod・ウォークマンなどの音楽プレーヤーに転送して、インターネットにつないでいない状態でも音声を聞くことができます。(ちなみに私はウォークマンに転送して、毎朝ヒプノセラピー誘導音声を聴いています。)
以下、教材内容を詳しく見ていきます。
メンタル編
00.はじめに
実践を始めるにあたっての心構えや、プログラムの進め方などが収録されています。
これからどのように変わっていくことができるのか、あがり症の人の特質を踏まえた上で解説されているので説得力があり、始めるにあたってのモチベーションを引き上げてくれます。
01.催眠療法(ヒプノセラピー)
催眠療法とは何なのか、どのような人に向いているのかなど、ヒプノセラピーの基本的な内容について教えてくれます。
テレビなどの影響もあり、催眠というと胡散臭いイメージがあるかもしれませんが、実際には心理学をベースにした、科学的で理に叶ったものであることがわかります。
ヒプノセラピーを実践するとどのような効果が得られるのか、催眠誘導音声の聞き方などを解説してくれます。
02.1日たった15分聞くだけであがり症を改善!ヒプノセラピー(催眠療法)特別音声ファイル
15分程度の催眠誘導音声が収録されています。これを毎日一回聞くことで、潜在意識にまでアプローチし、非常にリラックスした精神状態に入ることができます。
毎日聞き続けることで、心の深い部分を書き換えていき、1週間~3ヶ月後には人前に出てもあまりあがっていない自分に気が付くことでしょう。
03.あがり症をひどくする考え方、改善する考え方
あがり症の人に共通する2つの考え方と、あがり症ではない人に共通している1つの考え方を解説しています。
今のあなたの考え方のどこがいけないのかを認識し、正しい考え方を知ることで、誤ったものの捉え方を変える準備を整えます。
04.あがり症を改善する考え方を習慣化する方法
あがり症を改善する考え方のコツと、それを習慣化する方法を2つ解説しています。
この方法のどちらかを実践し続けることで、「自己嫌悪」や「後悔」といったマイナスの考え方はしないようになるはずです。
05.緊張をその場で解消する方法
緊張を無理やり抑え込もうとすればするほど、余計に緊張してしまうものです。
この章では、なぜ緊張を抑え込もうとすればするほど緊張が大きくなってしまうのか、その理由がわかります。
また、その厄介な緊張をその場で簡単に解消する3つの実践的な方法を紹介しています。こちらも行動心理学的なアプローチからの、再現性の高い方法です。
06.自分で緊張を解消できる心理療法
ヒプノセラピー(催眠療法)は、ただ聴くだけという手軽さがメリットですが、少し時間がかかるというデメリットもあります。
そのデメリット部分を補うための心理療法を紹介しています。
これはイラストやテキストでは非常にわかりづらい方法ですので、動画で確認できるのは大きなアドバンテージだと感じました。
シンプルなのですが、実際に多くの人が実践して効果を実感しています。
07.人前で話すスイッチの作り方
緊張する場面でも自分の能力を発揮できるスイッチを作ります。
このスイッチを使いこなせるようになれば、今までで最も良い状態に自分を簡単に持っていけるようになります。
このスイッチはどんどん強化していくことができますので、人前で話す時の強力な武器になるでしょう。
08.人前に出るときのマインドセット
- 人前に出るときの前提としてどんな考え方をすれば緊張しないのか
- 準備の時には何をすれば本番で効果があるのか
- マイナス面に落ちて行かないための2つの方法
- 人前に立った時に意識する3つのこと
- スピーチが終わった後にはどうすれば良いのか
などが解説されています。この章を繰り返し聴き、実践を繰り返すことで、人前に出るときに余計な力が入らないマインドセット(考え方、心構え)が体の奥深くにまで染み込んでいきます。
あがり症の人は普段していない考え方ですが、この考え方を本当の意味で自分のものにできれば鬼に金棒です。
どうすればその考え方を潜在意識にまで定着させるのか、具体的な方法がわかりますので、確実にあがりを感じにくくなるはずです。
スキル編
01.今すぐ論理的にわかりやすく話せるようになる公式
話の構成方法についての章です。相手にわかりやすく伝わる方法ですが、あるひな形に当てはめるだけですので、全く難しくありません。
簡単に実践できますが、聞き手が受ける印象は全く変わるはずです。「君の言ってることはよくわからない」と言われたことのある人は必見です。
02.あがり症を改善する原稿作成法
原稿を丸暗記して話そうとすると、ちょっとつまづいただけで頭が真っ白になり、あとの言葉が出てこなくなります。
そんな恥ずかしい事態に陥らないための原稿作成法を解説しています。
脳のメカニズムに則した方法ですので、原稿の作成が苦にならず、ツールを使って楽しみながら原稿が出来上がっていきます。
03.呼吸法
普段行っている呼吸を変えることで、脳波をアルファー波に変え、リラックス状態を作り出します。
腹式呼吸を、より効果的にアレンジした児島先生オリジナルの呼吸法が紹介されています。少しずつレベルを上げていくやり方も具体的に解説されています。
04.人にいい印象を与える方法
人に最も良い印象を与える方法を、ある法則をもとに解説されています。
- その方法はなぜ人に良い印象を与えるのか
- 人の印象が決まるまでの時間はどれぐらい?
- その方法は自分の体にどんな良い効果をもたらすのか
- その方法を最も効果的に使う3つの条件
なぜ私たちは普段からその方法を使えていないのか、理由を論理的に解明し、具体的なトレーニング方法でいつでも効果的に良い印象を与えられるようにしていきます。
05.声/06.声のための口周りトレーニング
欧米ではビジネスマンや政治家に専属のボイストレーナーがついているぐらい、声の印象で仕事の成果や評価が大きく変わってくることが広く認識されています。
いい声を出すための3つの条件を解説し、それぞれのトレーニング方法を紹介しています。このトレーニングも動画で解説されているので非常にわかりやすいです。
いい声を出せることで自分の自信につながり、話をするのが楽しくなるばかりでなく、心地良いので相手からも聞いてもらえやすくなります。
ここで紹介されているトレーニングによって、自分にも相手にも良い影響を与える声を手に入れることができます。
デメリット
- あがらずにわかりやすく相手に伝えることが目的なので、アナウンサーのように流暢に話せるようになるわけではない
- 毎日続けないと効果が現れない
- ヒプノセラピー(催眠療法)を頭から否定していると効果が現れにくい
おすすめできない人
- プロの話し手を目指している人
- 動画や音声を見聞きするだけで何もせずにあがり症が治ると思っている人
- 潜在意識や深層心理などの言葉に拒絶反応を起こす人
メリット
- ヒプノセラピー(催眠療法)を中心とした各種心理療法で、理性ではどうにもならない過去の失敗体験によるトラウマや思い込みを軽減できる
- 認知行動療法を中心とした各種心理療法により、マインドセット(考え方・心構え)を変えることができる
- 数多くのスピーチ経験に裏付けられた、総合的なスキルや知識を体得できる
- 個別無料メールサポートにより、マンツーマンの指導が受けられる
おすすめしたい人
- 声の震え、激しい動悸など自分の意志ではどうにもならない症状に悩んでいる人
- 考え方や心構えに問題があり、人前を常に避けてきた人
- 自分一人では途中で挫折しないか心配・不安な人
おすすめする理由
- スピーチの全国大会で準優勝という実績があり、数多くのスピーチ経験を持っている
- 心理学・心理療法でのアプローチでメンタル面を改善しながら、スキル面も強化していくという最も効率的かつ効果的な方法論
- 全て動画・音声で解説されているので頭に入りやすい
- 長期的・短期的な視点の両面から潜在意識を変えていける
- 心理学=科学。科学的な方法を用いた再現性のある方法が学べる
具体的に何をするのか?
教材の動画や音声に一通り目を通し、全体像を把握してください。
メンタル面を改善することでスキルも効率よく体得できますので、まずはメンタル編から実践すると良いでしょう。
メンタル編とスキル編同時に進めても良いですが、スキル編だけを進めるのはメンタルに自信のある人以外は効率が悪いと言えます。
毎日続けた方が良い作業が2つあります。
1つは、メンタル編「02.ヒプノセラピー誘導音声」です。毎日15分時間をとって聞いてください。
2つ目は「04.あがり症を改善する考え方を習慣化する方法」で解説されている2つの方法のどちらかを行ないます。
私の場合は、朝起きた時に誘導音声を聞き、夜寝る前に習慣化する方法を行なっています。
他には、現在の自分に必要な方法や自分に合っている方法を適宜取り入れていくと良いでしょう。
たとえば、近いうちに人前で話す機会がある場合には、「メンタル編08.人前に出るときのマインドセット」を通勤電車の中や仕事や家事の合間の休憩時間など、スキマ時間に聞いて実践を繰り返す、というように。
スキル編では、わかりやすく論理的に話せる公式や、人に良い印象を与える方法など、人前で話す時の具体的で実践的な方法が解説されていますので、必要に応じて取り入れていきましょう。
先に述べた、毎日行なう2つのことを実践し続けるだけでも、遅くとも3ヶ月以内には自分の中に何らかの良い変化を感じられるはずです。
採点【AAA評価:95点】
しいて言えば、スキル編に少し物足りなさを感じるかもしれませんが、アナウンサーや司会業など、プロとして人前で話すことでお金をもらうような人でない限り、十分な内容だと感じています。
根本的にあがり症を改善するためには、まずメンタル面からの改善が必要不可欠ですので、メンタル面の比重が高い方が理に叶っていると言えるでしょう。
もっとスキル面について知りたい場合は、メールサポートを利用すれば、丁寧に何度でも回答してもらえます。
実際に私もスキルについて質問した際に、教材では解説されていない内容まで教えてもらえました。
「動画・音声でわかりやすく学べる」、「メールサポートが充実している」、「心理療法という科学的な再現性のある方法で根本的にあがり症を改善していける」など、総合的にバランスがとれていて、なおかつ教材内容・学習方法・サポート体制それぞれ非常にレベルの高い教材だと感じます。
総評
「あがり症の本を読んだり話し方教室に行っても治らなかった」
「人前に出ると声が震え、心臓のバクバクが止まらない」
「論理的でわかりやすく言いたいことを伝えたい」
そんなお悩みをお持ちのあなたにオススメするのが、心理カウンセラー、ヒプノセラピスト(催眠療法士)の児島弘樹先生の教材「あがり症改善プログラム」です。
あがり症の本や話し方教室に多い表面的なテクニック論ではなく、科学的な心理学を応用した各種心理療法と、全国準優勝の実績に裏打ちされたスキル・知識の両面から、あがり症を根本的に改善していきます。
大勢の前に出るだけで、膝や声が震え、心臓はドキドキして、頭が真っ白になってしまう。
そんな自分の意思ではどうにもならない症状を、ヒプノセラピー(催眠療法)や各種心理療法で深層心理から改善していき、過去の失敗体験からくるトラウマや間違った思い込みを軽くしてくれます。
さらに、あがり症の人が陥りがちな自己嫌悪などのマイナス感情を、認知行動療法の理論を応用して、考え方や心構えから変えていきます。
失敗を失敗とは思わない、前向きな心の持ち方を習慣化し、タフな心を作り上げていきます。
日本だけで4,000人以上もの会員がいるトーストマスターズ・インターナショナルが主催するスピーチコンテストで全国2位の実績のある児島弘樹先生が、多くの実践経験を通して効果のあったスキル・知識を体系化しています。
まずは、教材の動画や音声を一通り見て、「ヒプノセラピー誘導音声」と「あがり症を改善する考え方を習慣化する方法」の2つだけは毎日実践してください。
この2つを行なうだけで、少なくとも3ヶ月以内には人前に出た時の気持ちがかなり軽くなっているのを感じるでしょう。
上の2つの方法を実践すると同時に、現在の自分に必要な方法や、合いそうな方法を試してみてください。
スキル編の方法をマスターするにつれて、あがらずにわかりやすく論理的な話をするための武器がどんどん身についていきます。
体を使って実践するものは、全て動画でやり方を見ることができるので、見ながら真似をするだけで実践できます。
もし「やり方がわからない」「モチベーションが落ちてきた」などの悩みがあったら、すぐに児島先生にメール相談してください。
私も3回メールのやりとりをさせていただきましたが、その対応の丁寧さには正直驚きました。
私がちょっとの質問をしただけでも、こちらの意図を的確に汲み取り、びっしりと長文で回答をしていただきました。
返信内容を見て、児島先生の誠実な人柄を垣間見た思いです。ここまでのサポートをしてくれる販売者さんは、本当に数少ないと言えるでしょう。
児島先生の無料メールサポートは非常に濃密ですので、3ヶ月間使い倒して、ぜひ先生を味方につけてください。
ただ、販売ページにも書かれていますが、これだけのサポートをするのは、時間的にも人数的にも限界があると思います。
いずれサポートがなくなることも考えられますので、検討中の方は早めに決断するのが賢明でしょう。
満足度の高い教材なのでおそらく使うことはないと思いますが、購入後90日間の全額返金保証もついています。
こういった教材を初めて買う人はちょっと不安だと思いますが、これならリスクも気にせず安心して試すことができると感じました。
今まで、あがり症のために自分の能力を発揮できず、人前に出ることを何年も避け続けてきた人も多いことでしょう。
しかし、これからは教材の実践を通じて、あなた独自の個性と才能を存分に発揮し、活躍の場が一気に広がることでしょう。
あなた本来の秘められた可能性を開花させるためにも、メンタル面とスキル面を同時に強化していく「あがり症改善プログラム」のお申し込みをお勧めします。
あがり症の体験記事を書いています。
私の失敗体験を、あなたのあがり症改善に役立ててください。