ホンマでっか!?TVで紹介された9つのあがり症克服法とは

ホンマでっか!?TV 明石家さんまイメージ

10月19日(水)の「ホンマでっか!?TV」であがり症克服法について紹介していましたので、情報をシェアしておきます。

この日の人生相談のゲストは高嶋政伸さんでした。

高嶋さんの悩みは、「あがり症で緊張すると吐きそうになるのを何とかしたい」というものでした。

高嶋さんは、あと1ヶ月で50歳になるという、かなりのベテラン俳優さんなのですが、「本番初日には80%の確率で熱が出る」というほどの極度のあがり症です。

緊張がMAXになると吐きそうになってしまい、突発的にすごい人に会ったりすると極度の緊張状態に陥ってしまうそうです。

先日も、知り合いからジャッキー・チェンを紹介された時は、彼が来るのを待っている間に緊張がMAXになり、強い吐き気に襲われてしまったそうです。

緊張と体のメカニズム

高嶋政伸さんの場合、あがってしまった時の症状としては、発熱、吐き気、発汗などが多いそうです。

誰でも強い緊張感を持つと、そういう症状が出る可能性は高まります。

それは、体のメカニズムがそうなっているからです。

たとえば、吐きそうになるのは、緊張のストレスが嘔吐中枢を刺激するからです。

また、緊張でノルアドレナリンというホルモンが過剰に分泌されることで、体温や血圧が上昇したり、動機や震えなどの症状が起こります。

また、最近の研究でわかってきたこととして、極度の緊張を感じると肌が荒れるという症状が現れるそうです。

これは、極度の緊張で肌のバリア機能が低下するためで、シミ・シワなど肌の老化の原因になっています。

高嶋さんも、初めてNHKの大河ドラマに出演した時、緊張のあまり帯状疱疹(皮膚病)になってしまったと言います。

とても痒いのに、掻くと痛い、でも痒い、の繰り返しで死ぬほど辛かったそうです。

他に高嶋さんがあがりを強く感じるようになった年齢は、30代後半ぐらいからだそうです。

年を重ねるにつれ、「結果を出さなければならない」という責任感を強く感じるようになり、それがあがりを強く感じるきっかけになりました。

極度のあがり症の人が持つ「3つの共通点」

極度のあがり症の人には「3つの共通点」があるそうですが、それが全て高嶋政伸さんに当てはまっていました。

  1. 相手を尊敬しすぎる
  2. 自意識が強すぎる
  3. 何事にも優劣をつけたがる

ちなみに、司会の明石家さんまさんの場合には、これら3つの要素が一つも当てはまらないと言っていました。どうりで緊張しないはずですね。

9つのあがり症克服法

番組では、あがり症の克服法を9つ紹介していました。順番にご紹介します。

1. すごい相手でも畑が違うと思って割り切って考える

相手を尊敬するのはとても良いことなのですが、尊敬しすぎて過度に緊張してしまっては相手にも失礼に映るかもしれません。

たとえどんなにすごい相手でも、「自分とは畑が違う」と割り切って考えると、気が楽になり緊張しにくくなるとのことでした。

2. すごくエッチなことを考える

これは経済評論家の門倉貴史さんのあがり克服法です。エッチなことを考えていると、緊張がほぐれて流暢に話せるそうです。

3. 氷水で顔を洗う、手を浸ける

高嶋さんの場合、緊張すると体に熱を帯び、発熱・発汗が起こる典型的な「のぼせ型」のあがり症です。

氷水で顔を洗ったり、氷水に手を浸けたりすることで、まずは体の熱を冷やし、それにつられて心もクールダウンしていきます。

体を冷やすことで、脳のスイッチが切り替わるということですね。

4. 納豆や乳製品を食べる

納豆や乳製品を食べると、リラックス効果のあるホルモン「セロトニン」の分泌が促進されます。

緊張状態でノルアドレナリンが過剰分泌している時に、セロトニンによってバランスが保たれれば、あがりも抑えられやすくなります。

5. 緊張する場面で同じあがり症の人と会話する

高嶋さんもそうですが「相手が緊張しているのを見ると、自分が落ち着く」と言っていました。

緊張しているのは自分だけではないと知ることで、緊張が抑えられるのでしょう。

6. 集団で克服を行う機関に通う

5と同じ論理で、あがり症の人達が集まる「話し方教室」などに行くと、あがり症を克服しやすくなるとのことです。

しかし、私もそうでしたが、「話し方教室」に通って治る人もいれば、かえって症状が悪化する人もいます。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
>>あがり症「場数を踏む」では克服できない3つの理由
>>話し方教室の口コミ~受講料8万円の効果は?

7. 緊張する場面で集中するよう意識する

パフォーマンスという観点から考えると、「緊張」の反対は「リラックス」ではなく「集中」です。

集中している時には、緊張することはできません。

緊張を無理に抑えようとすると、ますます緊張してしまいますので、緊張した時には「集中」するように意識すると良いでしょう。

8. 集中する儀式(ルーティーン)を決める

「集中」するための効果的な方法に儀式(ルーティーン)があります。

イチロー選手のルーティーンが有名ですが、彼は「ベンチから出る時は必ず左足から歩き始める」とか、「バットの置き方」なども決まっているそうです。

決まりきった動作によって、集中の世界に入るきっかけにしているのですね。

9. 肩回りをよく動かす

ルーティーンでもう一人有名なのが、相撲取りの高見盛関(現振分親方)です。

彼のルーティーンの動作は、肩回りをよく動かすために、緊張をほぐすには効果が高いです。

緊張していると肩回りがカチカチに固くなりますが、肩回りをよく動かすことで血流が良くなり、集中しやすくなるというわけです。

以上、ホンマでっか!?TVで紹介されていた9つのあがり症克服法をご紹介しました。

ご自分に合いそうな方法を取り入れてみて、あがり症克服のきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

●強いメンタルを築きたい人はこちら
>>精神的な弱さを改善する方法

●潜在意識からあがり症を改善したい人はこちら
>>児島弘樹 あがり症改善プログラム

●短時間で人前で話せるようになりたい人はこちら
>>金井式あがり症改善法 実践セミナーDVD

あがり症の体験記事を書いています。
私の失敗体験を、あなたのあがり症改善に役立ててください。

>>【あがり症克服体験談】~治らない原因は何だったのか?

>>「あがり症・吃音克服方法レビュー」のTOPへ

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